【モバマスSS】モバP「頼子の誕生日を祝い隊か…」
1 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:34:19.05 ID:wQGKgJKy0
このSSは5月18日古澤頼子ちゃんの誕生祝いのSSです
アイドル達やPが頼子さんのお祝いをしたり、頼子さんとの思い出を振り返るSSです
よろしければ是非ご一読ください
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400394849
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オススメ記事
2 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:35:24.37 ID:wQGKgJKy0
シンデレラプロ事務所
文香「……」
晶葉「お疲れ様です…あ、文香か」
文香「あ……」
晶葉「珍しいな、本を読んでないのは、ん、カレンダーを見てたのか」
文香「……はい、あの5月18日は」
晶葉「そんな事はわかっている、頼子の誕生日だ」
文香「……」コク
晶葉「頼子のお祝いは私に任せておけばいい」
文香「……頼子さんの誕生日は私がお祝いします」
シンデレラプロ事務所
文香「……」
晶葉「お疲れ様です…あ、文香か」
文香「あ……」
晶葉「珍しいな、本を読んでないのは、ん、カレンダーを見てたのか」
文香「……はい、あの5月18日は」
晶葉「そんな事はわかっている、頼子の誕生日だ」
文香「……」コク
晶葉「頼子のお祝いは私に任せておけばいい」
文香「……頼子さんの誕生日は私がお祝いします」
3 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:36:06.16 ID:wQGKgJKy0
晶葉「むう…」
文香「……」ジー
ちひろ「…どうしたの二人とも」
晶葉「あ、ちひろさん…いや、これは…」
文香「…と、特別何も……」
ちひろ「ふふ、頼子ちゃんの誕生祝いの相談でしょ」
ちひろ「仲良くお祝いしてあげるのよ」
晶葉「う……」
文香「は、はい…」
晶葉「むう…」
文香「……」ジー
ちひろ「…どうしたの二人とも」
晶葉「あ、ちひろさん…いや、これは…」
文香「…と、特別何も……」
ちひろ「ふふ、頼子ちゃんの誕生祝いの相談でしょ」
ちひろ「仲良くお祝いしてあげるのよ」
晶葉「う……」
文香「は、はい…」
4 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:36:37.74 ID:wQGKgJKy0
晶葉「確かに…私たちが喧嘩していると頼子は…」
文香「…はい……皆でお祝いした方が、きっと喜びますね」
ちひろ「そうよ、私も出来る事は手伝うからね」
晶葉「うむ、よろしく頼む、ちひろさん」
文香「……」コク
晶葉「早速だが、ちひろさん、会議室を使わせてくれ、私は…」プルル
晶葉「確かに…私たちが喧嘩していると頼子は…」
文香「…はい……皆でお祝いした方が、きっと喜びますね」
ちひろ「そうよ、私も出来る事は手伝うからね」
晶葉「うむ、よろしく頼む、ちひろさん」
文香「……」コク
晶葉「早速だが、ちひろさん、会議室を使わせてくれ、私は…」プルル
5 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:37:21.59 ID:wQGKgJKy0
・・・
移動中車内
モバP「ああ、晶葉か、運転中だけど…ハンズフリーだから大丈夫だ」
モバP「わかった、参加する面子は…ああ、何とか調整するよ」
モバP「うん、じゃあな」
モバP「もう、頼子の誕生日か…早いもんだな」
モバP「頼子と出会ったのがつい昨日のようだよ…」
モバP「凛達との仕事にも慣れてきて…」
モバP「社長にスカウトしてこいって放り出されたんだったな…」
モバP「何日も上手くいかなくて…途方に暮れてた時に、たまたま頼子を見つけて…」
モバP「ああ、そういえば、美術館に入ったからついていったんだったな」
モバP「今思えばストーカーだな…気をつけよう」
・・・
移動中車内
モバP「ああ、晶葉か、運転中だけど…ハンズフリーだから大丈夫だ」
モバP「わかった、参加する面子は…ああ、何とか調整するよ」
モバP「うん、じゃあな」
モバP「もう、頼子の誕生日か…早いもんだな」
モバP「頼子と出会ったのがつい昨日のようだよ…」
モバP「凛達との仕事にも慣れてきて…」
モバP「社長にスカウトしてこいって放り出されたんだったな…」
モバP「何日も上手くいかなくて…途方に暮れてた時に、たまたま頼子を見つけて…」
モバP「ああ、そういえば、美術館に入ったからついていったんだったな」
モバP「今思えばストーカーだな…気をつけよう」
6 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:38:28.68 ID:wQGKgJKy0
・・・
とある美術館
モバP「そ、そろそろ、展示も終わるな…よ、よし」
モバP「あの、君、ア、アイドルにならないか?ぼ、僕にプロデュースさせて欲しい」
頼子「私をプロデュース…貴方が…?」
モバP「あ、ああ(怪しまれてるかな…そ、そうだ、名刺)」
モバP「こういうものです…渋谷凛とか知らない…よね」
頼子「はい…名前くらいは」
モバP「だよね…えええっ」
頼子「美術館では…お静かに」
・・・
とある美術館
モバP「そ、そろそろ、展示も終わるな…よ、よし」
モバP「あの、君、ア、アイドルにならないか?ぼ、僕にプロデュースさせて欲しい」
頼子「私をプロデュース…貴方が…?」
モバP「あ、ああ(怪しまれてるかな…そ、そうだ、名刺)」
モバP「こういうものです…渋谷凛とか知らない…よね」
頼子「はい…名前くらいは」
モバP「だよね…えええっ」
頼子「美術館では…お静かに」
7 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:39:07.10 ID:wQGKgJKy0
モバP「ご、ごめん。うちのアイドル知ってるなんて…もしかして芸能界に興味ある?」
頼子「いえ、私は…アイドルなんて柄では…絵画や美術が好きなだけで…」
モバP「いや、君ならしっかりやれるよ、すごくかわいいし」
モバP「俺なんて君を一目見て、ティンと来たんだから間違いないよ」
頼子「あ、えっと…その……」
モバP「ごめん、驚かせたね。よかったら、少し話を…どうかな。嫌な無理には…」
頼子「その…でも…アイドルって…華やかな世界なんでしょうね…」
モバP「ああ、それはもちろんだよ。ど、どう?」
頼子「うん…楽しそうだな…って…」
モバP「じゃ、じゃあ…」
頼子「お話…聞かせて……」
モバP「ご、ごめん。うちのアイドル知ってるなんて…もしかして芸能界に興味ある?」
頼子「いえ、私は…アイドルなんて柄では…絵画や美術が好きなだけで…」
モバP「いや、君ならしっかりやれるよ、すごくかわいいし」
モバP「俺なんて君を一目見て、ティンと来たんだから間違いないよ」
頼子「あ、えっと…その……」
モバP「ごめん、驚かせたね。よかったら、少し話を…どうかな。嫌な無理には…」
頼子「その…でも…アイドルって…華やかな世界なんでしょうね…」
モバP「ああ、それはもちろんだよ。ど、どう?」
頼子「うん…楽しそうだな…って…」
モバP「じゃ、じゃあ…」
頼子「お話…聞かせて……」
8 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:40:10.04 ID:wQGKgJKy0
・・・
モバP「まあ、スカウトした後が大変だったけどな…」
モバP「猫背が癖になってて人と顔合わせないし…」
モバP「笑顔作るのも苦手だったしな…」
モバP「本当は仕事やりたいのに、この仕事…少し興味がある…、だもんな」
モバP「でも、手がかかった分、本当の気持ちを話してくれた時は嬉しかったな」
・・・
モバP「まあ、スカウトした後が大変だったけどな…」
モバP「猫背が癖になってて人と顔合わせないし…」
モバP「笑顔作るのも苦手だったしな…」
モバP「本当は仕事やりたいのに、この仕事…少し興味がある…、だもんな」
モバP「でも、手がかかった分、本当の気持ちを話してくれた時は嬉しかったな」
9 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:41:06.67 ID:wQGKgJKy0
・・・
シンデレラプロ事務所
モバP「お疲れ様、頼子」
頼子「はい、お疲れ様です…、Pさん」
モバP「ふふふ」
頼子「どう…しました?」
モバP「いや、今日の頼子はずいぶん多弁だったなぁってさ」
頼子「え…でも、今日は作詞家さんとの打ち合わせで…」
頼子「私のイメージをつかんでもらうために…色々話さないと…ってPさんが」
・・・
シンデレラプロ事務所
モバP「お疲れ様、頼子」
頼子「はい、お疲れ様です…、Pさん」
モバP「ふふふ」
頼子「どう…しました?」
モバP「いや、今日の頼子はずいぶん多弁だったなぁってさ」
頼子「え…でも、今日は作詞家さんとの打ち合わせで…」
頼子「私のイメージをつかんでもらうために…色々話さないと…ってPさんが」
10 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:41:40.28 ID:wQGKgJKy0
モバP「そうだけどさ、あんなに色んな事話してくれる頼子初めて見た気がするよ」
頼子「……そんな…事は」
モバP「そうか?どうだアイドルの仕事は…まあまだ準備段階だけど」
頼子「……うん」
モバP「頼子?」
頼子「Pさん、私、アイドルのお仕事嫌いじゃないかも…。それに…」
モバP「うん、それに?」
頼子「Pさんとなら…自分を表現できる…かな…って」
モバP「そうだけどさ、あんなに色んな事話してくれる頼子初めて見た気がするよ」
頼子「……そんな…事は」
モバP「そうか?どうだアイドルの仕事は…まあまだ準備段階だけど」
頼子「……うん」
モバP「頼子?」
頼子「Pさん、私、アイドルのお仕事嫌いじゃないかも…。それに…」
モバP「うん、それに?」
頼子「Pさんとなら…自分を表現できる…かな…って」
11 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:43:34.02 ID:wQGKgJKy0
頼子「美術…好きだけど…本当は受け止めるだけじゃなくて…」
頼子「自分を思う存分表現したいって…ずっと」
モバP「頼子なら出来るよ」
頼子「うん…あの…」
モバP「ん、どうした?」
頼子「華やかな世界に憧れてた事、Pさんは気付いてたの?」
モバP「ああ、初めて会った時からな」
頼子「どう…して?」
モバP「あの頃のデビューしたての凛の事、よっぽど好きじゃないと名前も知らないぞ」
頼子「…もう、嘘はつけないね。このまま全て受け止めてくれる…?」
モバP「頼子…ああ」
頼子「美術…好きだけど…本当は受け止めるだけじゃなくて…」
頼子「自分を思う存分表現したいって…ずっと」
モバP「頼子なら出来るよ」
頼子「うん…あの…」
モバP「ん、どうした?」
頼子「華やかな世界に憧れてた事、Pさんは気付いてたの?」
モバP「ああ、初めて会った時からな」
頼子「どう…して?」
モバP「あの頃のデビューしたての凛の事、よっぽど好きじゃないと名前も知らないぞ」
頼子「…もう、嘘はつけないね。このまま全て受け止めてくれる…?」
モバP「頼子…ああ」
12 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:44:39.78 ID:wQGKgJKy0
・・・
モバP「……ふぅ」
モバP「あの頃を思うと頼子は見違えるように変わったよな」
モバP「まあ、しばらくは他人と一緒は苦手で、俺も頼子も苦労したけど」
モバP「猫背も直って、姿勢もよくなって」
モバP「でもな、頼子、胸を張って顔を上げるって」
モバP「俺もいつも仕事中に心の中で唱えてるんだからな」
モバP「よし、頼子に負けないように営業がんばろう」
・・・
モバP「……ふぅ」
モバP「あの頃を思うと頼子は見違えるように変わったよな」
モバP「まあ、しばらくは他人と一緒は苦手で、俺も頼子も苦労したけど」
モバP「猫背も直って、姿勢もよくなって」
モバP「でもな、頼子、胸を張って顔を上げるって」
モバP「俺もいつも仕事中に心の中で唱えてるんだからな」
モバP「よし、頼子に負けないように営業がんばろう」
13 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:46:05.76 ID:wQGKgJKy0
・・・
シンデレラプロ会議室
晶葉「皆よく集まってくれたな」
晶葉「頼子の誕生日を祝い隊隊長の池袋晶葉だ」
文香「皆さん…副会長の……文香です」
夏樹「知ってるぞー」
伊吹「ていうか人多くない?」
晶葉「流石頼子…私の予想以上だな」
美世「確かにこれは多すぎよね」
聖來「私と夏樹ちゃんと伊吹ちゃんは地元一緒よ」
伊吹「茨城のイベントでよく一緒になるしな」
・・・
シンデレラプロ会議室
晶葉「皆よく集まってくれたな」
晶葉「頼子の誕生日を祝い隊隊長の池袋晶葉だ」
文香「皆さん…副会長の……文香です」
夏樹「知ってるぞー」
伊吹「ていうか人多くない?」
晶葉「流石頼子…私の予想以上だな」
美世「確かにこれは多すぎよね」
聖來「私と夏樹ちゃんと伊吹ちゃんは地元一緒よ」
伊吹「茨城のイベントでよく一緒になるしな」
14 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:46:57.00 ID:wQGKgJKy0
夏樹「別にいいけどよ、だりーも頼子と仲よかったのか?」
李衣菜「うん!私と頼子はバロックについて語り合う仲だからね」
一同「えっ」
ありす「李衣菜さん、失礼ですが、ロックと間違われているのでは?」
聖來「(誰もが思ってて聞かないことを…ありすちゃん、恐ろしい子)」
李衣菜「最初はそう勘違いしてだけどさ、頼子に聞きにいったら詳しく教えてくれたよ」
李衣菜「そしてバロックもロックだって気づいたんだ」
ありす「そ、そうですか…」
夏樹「別にいいけどよ、だりーも頼子と仲よかったのか?」
李衣菜「うん!私と頼子はバロックについて語り合う仲だからね」
一同「えっ」
ありす「李衣菜さん、失礼ですが、ロックと間違われているのでは?」
聖來「(誰もが思ってて聞かないことを…ありすちゃん、恐ろしい子)」
李衣菜「最初はそう勘違いしてだけどさ、頼子に聞きにいったら詳しく教えてくれたよ」
李衣菜「そしてバロックもロックだって気づいたんだ」
ありす「そ、そうですか…」
15 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:47:49.70 ID:wQGKgJKy0
李衣菜「ていうか、なつきちが頼子が詳しいって教えてくれたんじゃん」
夏樹「ははは、そうだなったな、すまん!説明、面倒くさくてさ」
文香「(頼子さん…さぞ困惑された事でしょう…)」
比奈「ははは、頼子ちゃんは面倒見いいっスね」
李衣菜「むうー。そういう比奈さんは頼子と仲良いんですか?」
比奈「アタシらはよく読書会するっス。ねっ、ありすちゃん」
ありす「はい。頼子さんにはよくオススメのミステリーを紹介してもらってます」
李衣菜「ていうか、なつきちが頼子が詳しいって教えてくれたんじゃん」
夏樹「ははは、そうだなったな、すまん!説明、面倒くさくてさ」
文香「(頼子さん…さぞ困惑された事でしょう…)」
比奈「ははは、頼子ちゃんは面倒見いいっスね」
李衣菜「むうー。そういう比奈さんは頼子と仲良いんですか?」
比奈「アタシらはよく読書会するっス。ねっ、ありすちゃん」
ありす「はい。頼子さんにはよくオススメのミステリーを紹介してもらってます」
16 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:49:05.56 ID:wQGKgJKy0
沙織「わだすもよくご一緒させてもらってます」
風香「私の作品もよく読んでもらってますね」
風香「作品のための調べ物の資料も教えてくれるんです」
文香「(私の部屋の本からが多いですが…頼子さんが私の司書…)」ニコ
晶葉「文香…なんか怖いぞ」
ありす「それに私の勉強も見てもらってます」
ありす「今までのどの学校の先生よりわかりやすいです」
光「へぇー、ありすもなんだ。アタシもよく教えてもらってるよ」
沙織「わだすもよくご一緒させてもらってます」
風香「私の作品もよく読んでもらってますね」
風香「作品のための調べ物の資料も教えてくれるんです」
文香「(私の部屋の本からが多いですが…頼子さんが私の司書…)」ニコ
晶葉「文香…なんか怖いぞ」
ありす「それに私の勉強も見てもらってます」
ありす「今までのどの学校の先生よりわかりやすいです」
光「へぇー、ありすもなんだ。アタシもよく教えてもらってるよ」
17 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:50:00.23 ID:wQGKgJKy0
美世「あたしと光ちゃんは頼子ちゃんと同期だしね」
光「うん、そうだね!三人組のヒーローみたいだよね!」
ありす「むぅ」
美世「ヒーローはどうかな…」
美世「あ、そうだ…皆はさ、頼子ちゃんが泣いてる所見たことある?」
晶葉「な、何だと!何故だ、私はそんな頼子知らないぞ」
美世「それは…あたし達は同期だもんね」
文香「…気になります」
晶葉「会長権限だ、話せ」
美世「あたしと光ちゃんは頼子ちゃんと同期だしね」
光「うん、そうだね!三人組のヒーローみたいだよね!」
ありす「むぅ」
美世「ヒーローはどうかな…」
美世「あ、そうだ…皆はさ、頼子ちゃんが泣いてる所見たことある?」
晶葉「な、何だと!何故だ、私はそんな頼子知らないぞ」
美世「それは…あたし達は同期だもんね」
文香「…気になります」
晶葉「会長権限だ、話せ」
18 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:50:36.22 ID:wQGKgJKy0
美世「ま、そこまで言うなら仕方ないね」
光「ちょっと、美世さん、いいの?」
美世「最後はいい話だから、いいの!」
ありす「(会の趣旨から離れてる気がしますが…私も気になるので大人しくしましょう)」
晶葉「さぁ!」
光「う、うーん、いいのかな」
美世「ま、そこまで言うなら仕方ないね」
光「ちょっと、美世さん、いいの?」
美世「最後はいい話だから、いいの!」
ありす「(会の趣旨から離れてる気がしますが…私も気になるので大人しくしましょう)」
晶葉「さぁ!」
光「う、うーん、いいのかな」
19 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:51:29.92 ID:wQGKgJKy0
・・・
とあるレッスン場
モバP「お疲れ様です」
トレーナー「あ、お疲れ様です」
モバP「どうですか、三人の調子は」
トレーナー「え、ええ、頼子ちゃんがちょっと…」
モバP「えっ、頼子が…ですか?俺が見てる時は特に問題ないように見えますけど」
トレーナー「はい…一人でレッスンは問題なかったんですけど」
トレーナー「二人と合わせると…急に」
・・・
とあるレッスン場
モバP「お疲れ様です」
トレーナー「あ、お疲れ様です」
モバP「どうですか、三人の調子は」
トレーナー「え、ええ、頼子ちゃんがちょっと…」
モバP「えっ、頼子が…ですか?俺が見てる時は特に問題ないように見えますけど」
トレーナー「はい…一人でレッスンは問題なかったんですけど」
トレーナー「二人と合わせると…急に」
20 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:52:09.88 ID:wQGKgJKy0
モバP「そうですか…確かに普段の仕事でも、よく知らない人とはやりづらそうですね」
トレーナー「何かのきっかけで自信がつけばと思いますが…」
モバP「そこは俺に任せてください」
トレーナー「はい、でも…」
モバP「これで俺はプロデューサー、女の子をシンデレラにする魔法使いです」
トレーナー「は、はぁ…(Pさん、正直くさいです)」
モバP「じゃあ、三人は連れて帰りますね。今日はありがとうございました」
トレーナー「はい、またよろしくお願いします」
モバP「そうですか…確かに普段の仕事でも、よく知らない人とはやりづらそうですね」
トレーナー「何かのきっかけで自信がつけばと思いますが…」
モバP「そこは俺に任せてください」
トレーナー「はい、でも…」
モバP「これで俺はプロデューサー、女の子をシンデレラにする魔法使いです」
トレーナー「は、はぁ…(Pさん、正直くさいです)」
モバP「じゃあ、三人は連れて帰りますね。今日はありがとうございました」
トレーナー「はい、またよろしくお願いします」
21 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:53:22.48 ID:wQGKgJKy0
・・・
モバP「おーい、三人とも、レッスンお疲れ様、ほら、差し入れ」
光「あっ、Pさん、お疲れ様!もーらい!」
美世「お疲れ様です、差し入れありがとう!」
頼子「…お疲れ様です」
モバP「ほら、頼子も」
頼子「あ…ありがとうございます」
・・・
モバP「おーい、三人とも、レッスンお疲れ様、ほら、差し入れ」
光「あっ、Pさん、お疲れ様!もーらい!」
美世「お疲れ様です、差し入れありがとう!」
頼子「…お疲れ様です」
モバP「ほら、頼子も」
頼子「あ…ありがとうございます」
22 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:54:09.40 ID:wQGKgJKy0
モバP「(うーん、見るからに元気ないな)」
モバP「(光も美世もまだ自分の事で手一杯だろうし)」
モバP「よし、じゃあ、帰るぞ」
モバP「光と美世は駅まででいいよな」
光「はい!」
美世「はーい!」
モバP「頼子は事務所によって俺と打ち合わせな」
頼子「は…はい」
モバP「(うーん、見るからに元気ないな)」
モバP「(光も美世もまだ自分の事で手一杯だろうし)」
モバP「よし、じゃあ、帰るぞ」
モバP「光と美世は駅まででいいよな」
光「はい!」
美世「はーい!」
モバP「頼子は事務所によって俺と打ち合わせな」
頼子「は…はい」
23 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:55:46.59 ID:wQGKgJKy0
・・・
シンデレラプロ事務所
モバP「悪いな、頼子、レッスンで疲れてるのに」
頼子「いえ…こちらこそ、すみません」
モバP「ははは、もうちょっと元気出せないか」
頼子「すみません…」
モバP「すみません、じゃなくてだな」
頼子「Pさん、私…もうダメです…これ以上は…」
モバP「頼子、急にどうしたんだ」
・・・
シンデレラプロ事務所
モバP「悪いな、頼子、レッスンで疲れてるのに」
頼子「いえ…こちらこそ、すみません」
モバP「ははは、もうちょっと元気出せないか」
頼子「すみません…」
モバP「すみません、じゃなくてだな」
頼子「Pさん、私…もうダメです…これ以上は…」
モバP「頼子、急にどうしたんだ」
24 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:56:54.47 ID:wQGKgJKy0
頼子「Pさんだってわかってるはずです…私、人前だと…失敗ばかりで…」
モバP「頼子…」
頼子「ごめんなさい、せっかくスカウトしてもらったのに、でも…」
モバP「頼子!」
頼子「は、はい!」
モバP「頼子はずっとアイドルに憧れてたんだろ」
頼子「でも…それだけじゃ……」
モバP「光も美世もいい子だ、二人に遠慮しないでいいんだぞ」
頼子「Pさんだってわかってるはずです…私、人前だと…失敗ばかりで…」
モバP「頼子…」
頼子「ごめんなさい、せっかくスカウトしてもらったのに、でも…」
モバP「頼子!」
頼子「は、はい!」
モバP「頼子はずっとアイドルに憧れてたんだろ」
頼子「でも…それだけじゃ……」
モバP「光も美世もいい子だ、二人に遠慮しないでいいんだぞ」
25 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:57:35.10 ID:wQGKgJKy0
頼子「出来ません…そんなこと」
モバP「ふぅ…わかった、もう少し後に見せるつもりだったんだけど」
頼子「…?」
モバP「とっておきの魔法を頼子にかけてやるよ」
頼子「う、うん…」
モバP「頼子、目つぶってくれ」
頼子「は、はい…」ポッ
頼子「出来ません…そんなこと」
モバP「ふぅ…わかった、もう少し後に見せるつもりだったんだけど」
頼子「…?」
モバP「とっておきの魔法を頼子にかけてやるよ」
頼子「う、うん…」
モバP「頼子、目つぶってくれ」
頼子「は、はい…」ポッ
26 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:58:27.44 ID:wQGKgJKy0
・・・
晶葉「ちょっと待て!助手め、よくも頼子に!」
文香「……」ギギ
美世「二人とも、落ち着いてー。そういう話じゃないから」
光「えっ、どういう話なんだ!?」
ありす「光さんは黙っていてください」カァ
光「えー」
美世「話に戻るよー」
・・・
晶葉「ちょっと待て!助手め、よくも頼子に!」
文香「……」ギギ
美世「二人とも、落ち着いてー。そういう話じゃないから」
光「えっ、どういう話なんだ!?」
ありす「光さんは黙っていてください」カァ
光「えー」
美世「話に戻るよー」
27 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:59:13.07 ID:wQGKgJKy0
・・・
モバP「よし、終わった!目開けていいぞ」
頼子「は、はい…えっ…これ、本当に私?」
モバP「ああ、間違いなくな」
モバP「どうだ、人手が足りない時のために覚えたメイクけど、なかなかだろ」
頼子「……」
モバP「頼子、どうしたー?」
頼子「い、いえ…自分じゃないみたいです…ふふ」
モバP「どうだ、こんなにかわいいんだ、アイドルしないでどうするんだ」
・・・
モバP「よし、終わった!目開けていいぞ」
頼子「は、はい…えっ…これ、本当に私?」
モバP「ああ、間違いなくな」
モバP「どうだ、人手が足りない時のために覚えたメイクけど、なかなかだろ」
頼子「……」
モバP「頼子、どうしたー?」
頼子「い、いえ…自分じゃないみたいです…ふふ」
モバP「どうだ、こんなにかわいいんだ、アイドルしないでどうするんだ」
28 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 15:59:57.34 ID:wQGKgJKy0
頼子「え、はい…で、でも」
モバP「じゃあ、魔法第二弾だ」
モバP「頼子、上着脱いで」
頼子「えっ…私、まだ心の準備がっ」
モバP「そ、そうじゃないぞ、ほら、これ」
頼子「Pさん…これは…私のステージ衣装ですか?」
モバP「ああ、合わせてみろよ、俺は外してるから」
頼子「はい…(私のステージ衣装…)」
頼子「え、はい…で、でも」
モバP「じゃあ、魔法第二弾だ」
モバP「頼子、上着脱いで」
頼子「えっ…私、まだ心の準備がっ」
モバP「そ、そうじゃないぞ、ほら、これ」
頼子「Pさん…これは…私のステージ衣装ですか?」
モバP「ああ、合わせてみろよ、俺は外してるから」
頼子「はい…(私のステージ衣装…)」
29 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:00:50.06 ID:wQGKgJKy0
・・・
モバP「どうだ、頼子、着替え終わったか」
頼子「は、はい…どうぞ」
モバP「おお、これは予想以上だ」
頼子「え、えっと…」
モバP「何か感想は?」
頼子「えっ、あ、はい…。この私がアイドルだなんて…驚きですよね」
モバP「ふーん」ニヤニヤ
・・・
モバP「どうだ、頼子、着替え終わったか」
頼子「は、はい…どうぞ」
モバP「おお、これは予想以上だ」
頼子「え、えっと…」
モバP「何か感想は?」
頼子「えっ、あ、はい…。この私がアイドルだなんて…驚きですよね」
モバP「ふーん」ニヤニヤ
30 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:01:39.29 ID:wQGKgJKy0
頼子「でも、一番驚いてるのは私…。ポーカーフェースもこういう時には役立つの」
モバP「ポーカーフェースじゃなきゃ、どうなるんだ?」
頼子「そ、それは…こ、この衣装だって新鮮だし…」
頼子「さすがプロデューサー、私以上に私を知ってるの…」
モバP「ふふ(ちょっと面倒くさいけど、かわいいなぁ、こういう所)」
モバP「どうだ、頼子の役目はみんなの心を奪う事、やれそうな気がしてきただろ」
頼子「…うん」
頼子「でも、一番驚いてるのは私…。ポーカーフェースもこういう時には役立つの」
モバP「ポーカーフェースじゃなきゃ、どうなるんだ?」
頼子「そ、それは…こ、この衣装だって新鮮だし…」
頼子「さすがプロデューサー、私以上に私を知ってるの…」
モバP「ふふ(ちょっと面倒くさいけど、かわいいなぁ、こういう所)」
モバP「どうだ、頼子の役目はみんなの心を奪う事、やれそうな気がしてきただろ」
頼子「…うん」
31 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:02:19.25 ID:wQGKgJKy0
モバP「ただ、今の姿勢のままじゃな、ちょっと失礼」グイ
頼子「きゃあ」
モバP「胸を張って、顔をあげる」
頼子「う、うん、ちょっと苦しいです…でも」
モバP「でも、出来そうな気がしてきただろ」
頼子「はい…私に出来ますか?」
モバP「出来るさ、頼子なら、自分が信じられなくてもさ」
モバP「俺を信じて、思い切りやってみないか?」
頼子「…はい」
モバP「ただ、今の姿勢のままじゃな、ちょっと失礼」グイ
頼子「きゃあ」
モバP「胸を張って、顔をあげる」
頼子「う、うん、ちょっと苦しいです…でも」
モバP「でも、出来そうな気がしてきただろ」
頼子「はい…私に出来ますか?」
モバP「出来るさ、頼子なら、自分が信じられなくてもさ」
モバP「俺を信じて、思い切りやってみないか?」
頼子「…はい」
32 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:03:30.92 ID:wQGKgJKy0
モバP「よし!それに光も美世も頼子の事受け止めてくれるさ」
モバP「二人とも出てこいよ」
光「ええっ!」
美世「バレちゃった?」
モバP「頼子が心配でついてきてたんだろ」
頼子「美世さん…光さん…」ウル
モバP「な、頼子、俺が言ったとおりだろ」
頼子「はい…はい…」グス
モバP「よし!それに光も美世も頼子の事受け止めてくれるさ」
モバP「二人とも出てこいよ」
光「ええっ!」
美世「バレちゃった?」
モバP「頼子が心配でついてきてたんだろ」
頼子「美世さん…光さん…」ウル
モバP「な、頼子、俺が言ったとおりだろ」
頼子「はい…はい…」グス
33 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:04:23.28 ID:wQGKgJKy0
光「頼子さん、どうしたんだ、Pさんにいじめられたのか!?」
頼子「ううん、違うの…ありがとう」
美世「これからは何でも言ってね、一人で悩むのはダメだよ」
頼子「はい、美世さん」
モバP「よし、せっかく三人揃ったし、二人も衣装合わせするか」
光「えっ、ホントに!ヤッターーー!!」
美世「あたしのもあるの…ドキドキしてきた」
モバP「はは、じゃあ、俺は外で待ってるな」
頼子「あの…Pさん、ありがとうございます」
モバP「ああ」
光「頼子さん、どうしたんだ、Pさんにいじめられたのか!?」
頼子「ううん、違うの…ありがとう」
美世「これからは何でも言ってね、一人で悩むのはダメだよ」
頼子「はい、美世さん」
モバP「よし、せっかく三人揃ったし、二人も衣装合わせするか」
光「えっ、ホントに!ヤッターーー!!」
美世「あたしのもあるの…ドキドキしてきた」
モバP「はは、じゃあ、俺は外で待ってるな」
頼子「あの…Pさん、ありがとうございます」
モバP「ああ」
35 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:05:27.53 ID:wQGKgJKy0
・・・
文香「頼子さんにも…こんな時期があったんですね…」
夕美「私も頼子ちゃんとお仕事したの、お月見イベントの時だったから」
夕美「昔の話聞いた時は驚いたなぁ」
晶葉「ああ、夕美はあの時が初めてか」
聖來「お月見イベントと言えば菜々さんは?」
晶葉「菜々には声かけてない、菜々のバースデーライブもすぐだからな」
聖來「あーなるほど」
・・・
文香「頼子さんにも…こんな時期があったんですね…」
夕美「私も頼子ちゃんとお仕事したの、お月見イベントの時だったから」
夕美「昔の話聞いた時は驚いたなぁ」
晶葉「ああ、夕美はあの時が初めてか」
聖來「お月見イベントと言えば菜々さんは?」
晶葉「菜々には声かけてない、菜々のバースデーライブもすぐだからな」
聖來「あーなるほど」
36 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:06:14.95 ID:wQGKgJKy0
夕美「菜々ちゃんなら、ライブ終わってからでも大丈夫だよ♪」
沙織「お月見イベンドの頼子ざん、素敵でしたぁ」
風香「そうですね、とってもかわいいかったです」
晶葉「……」カァァ
文香「(どうして…晶葉さんが照れてるの…でしょうか?)」
夕美「お月見イベントの頼子ちゃん、よかったよね」
晶葉「同じような衣装なのに、頼子はやたらに色気があったな」
夕美「Pさんなんて、どぎまぎしてたしねー」
夕美「菜々ちゃんなら、ライブ終わってからでも大丈夫だよ♪」
沙織「お月見イベンドの頼子ざん、素敵でしたぁ」
風香「そうですね、とってもかわいいかったです」
晶葉「……」カァァ
文香「(どうして…晶葉さんが照れてるの…でしょうか?)」
夕美「お月見イベントの頼子ちゃん、よかったよね」
晶葉「同じような衣装なのに、頼子はやたらに色気があったな」
夕美「Pさんなんて、どぎまぎしてたしねー」
37 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:07:10.46 ID:wQGKgJKy0
美世「ところでさ、そのお月見イベント辺りで…」
美世「Pさんと頼子ちゃんに何かあった気がするけど、あたしの気のせいかな?」
聖來「あーそれ、わかる。何か感じ変わったよね」
晶葉「そ、そうか?何かと言っても…イベント中は、菜々も夕美も一緒だったからな」
夕美「Pさんと、月は移り気だから気持ちを誓ってはダメ…とか」
夕美「十三夜も一緒に見ようって言ってたくらい?」
晶葉「そうだな、イベントの打ち上げのために用意したお団子が」
晶葉「何故か、頼子と助手が席を外して戻ってきたら減っていたことくらいだな」
美世「それって…」
聖來「思いっきり…」
美世「ところでさ、そのお月見イベント辺りで…」
美世「Pさんと頼子ちゃんに何かあった気がするけど、あたしの気のせいかな?」
聖來「あーそれ、わかる。何か感じ変わったよね」
晶葉「そ、そうか?何かと言っても…イベント中は、菜々も夕美も一緒だったからな」
夕美「Pさんと、月は移り気だから気持ちを誓ってはダメ…とか」
夕美「十三夜も一緒に見ようって言ってたくらい?」
晶葉「そうだな、イベントの打ち上げのために用意したお団子が」
晶葉「何故か、頼子と助手が席を外して戻ってきたら減っていたことくらいだな」
美世「それって…」
聖來「思いっきり…」
38 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:08:31.46 ID:wQGKgJKy0
晶葉「大方頼子がつまみ食いしたのだろう」
文香「えっ?」
晶葉「頼子は少食のわりに食意地張ってるからな、うんうん」
夏樹「そう…なのか?」
伊吹「いや…違うと思う」
晶葉「ああ、私と一緒に休憩時間中にクレープを食べてた時なんて」
晶葉「休憩時間中に食べきれなくて、ライブ前に、た、食べ終わってからで…」
晶葉「なんて言ってたぐらいだからな」
ありす「給食が時間内に食べられない子みたいですね」クス
文香「(あれ…頼子さんって少食だけど…、食べるの遅かった…?)」
美世「(違う、違うよ、晶葉ちゃん、ありすちゃん)」
聖來「(ゆっくり食べてPさんとわけっこしようとしたのよ、それは!)」
晶葉「大方頼子がつまみ食いしたのだろう」
文香「えっ?」
晶葉「頼子は少食のわりに食意地張ってるからな、うんうん」
夏樹「そう…なのか?」
伊吹「いや…違うと思う」
晶葉「ああ、私と一緒に休憩時間中にクレープを食べてた時なんて」
晶葉「休憩時間中に食べきれなくて、ライブ前に、た、食べ終わってからで…」
晶葉「なんて言ってたぐらいだからな」
ありす「給食が時間内に食べられない子みたいですね」クス
文香「(あれ…頼子さんって少食だけど…、食べるの遅かった…?)」
美世「(違う、違うよ、晶葉ちゃん、ありすちゃん)」
聖來「(ゆっくり食べてPさんとわけっこしようとしたのよ、それは!)」
39 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:09:17.35 ID:wQGKgJKy0
・・・
とあるスタジオ
頼子「ッッッ」クシュン
頼子「風邪…かな?私のバースデーライブも近いから気をつけないと」
頼子「ファンの方の笑顔が見られるように、しっかり準備しないと…フフ」
頼子「あ…月が綺麗……」
頼子「お月見イベント…思い出すな…」
頼子「貴方はどうですか…Pさん?」
・・・
とあるスタジオ
頼子「ッッッ」クシュン
頼子「風邪…かな?私のバースデーライブも近いから気をつけないと」
頼子「ファンの方の笑顔が見られるように、しっかり準備しないと…フフ」
頼子「あ…月が綺麗……」
頼子「お月見イベント…思い出すな…」
頼子「貴方はどうですか…Pさん?」
40 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:10:02.85 ID:wQGKgJKy0
・・・
とあるイベント会場
モバP「皆、お疲れ様!最高だったぞ!」
晶葉「ははは、私と皆が一緒なのだ、当然だな」
夕美「ありがとう、Pさん、えへへ」
菜々「ウサミン星の皆も盛り上がってくれました」
頼子「………」
モバP「どうした、頼子?」
頼子「いえ…ファンの笑顔が見れました…フフ」
頼子「私も笑顔になっちゃいます…」
・・・
とあるイベント会場
モバP「皆、お疲れ様!最高だったぞ!」
晶葉「ははは、私と皆が一緒なのだ、当然だな」
夕美「ありがとう、Pさん、えへへ」
菜々「ウサミン星の皆も盛り上がってくれました」
頼子「………」
モバP「どうした、頼子?」
頼子「いえ…ファンの笑顔が見れました…フフ」
頼子「私も笑顔になっちゃいます…」
41 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:11:10.45 ID:wQGKgJKy0
晶葉「その割には控えめな笑顔だったな、もっとこう」グイ
頼子「あ…あ、あきゃはひゃん」
夕美「ポーカーフェースもこれじゃ型なしだね」
モバP「でも頼子、ライブ中とてもいい笑顔だったぞ」
菜々「そうですねー、すごく楽しそうでしたー、でも、菜々は…」
晶葉「どうした、ウサミン星人、体力切れか」
晶葉「その割には控えめな笑顔だったな、もっとこう」グイ
頼子「あ…あ、あきゃはひゃん」
夕美「ポーカーフェースもこれじゃ型なしだね」
モバP「でも頼子、ライブ中とてもいい笑顔だったぞ」
菜々「そうですねー、すごく楽しそうでしたー、でも、菜々は…」
晶葉「どうした、ウサミン星人、体力切れか」
42 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:12:01.33 ID:wQGKgJKy0
菜々「はい…、菜々は菜々はすべてを出しつくしました」
夕美「私もへとへと…少し休もう?」
モバP「ああ、打ち上げは少しあとだから、ゆっくり休んでくれ」
頼子「あの…Pさん…あの約束、覚えてますか?」ボソ
モバP「え、ああ…」
頼子「では、後ほど…フフ」
菜々「はい…、菜々は菜々はすべてを出しつくしました」
夕美「私もへとへと…少し休もう?」
モバP「ああ、打ち上げは少しあとだから、ゆっくり休んでくれ」
頼子「あの…Pさん…あの約束、覚えてますか?」ボソ
モバP「え、ああ…」
頼子「では、後ほど…フフ」
43 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:12:42.48 ID:wQGKgJKy0
・・・
モバP「えっと、ここかな?」
頼子「Pさん…お待ちしていました」
モバP「頼子…おい、まだその格好なのか?」
頼子「Pさんに…Pさんだけに私のステージ見てほしくて……」
モバP「あ、ああ」
頼子「(…月も見守ってくれてる…今日なら)」
モバP「頼子…綺麗だな…」
頼子「(Pさんが信じてくれるなら…私も私を信じられるんです)」
頼子「(だから…)」
・・・
モバP「えっと、ここかな?」
頼子「Pさん…お待ちしていました」
モバP「頼子…おい、まだその格好なのか?」
頼子「Pさんに…Pさんだけに私のステージ見てほしくて……」
モバP「あ、ああ」
頼子「(…月も見守ってくれてる…今日なら)」
モバP「頼子…綺麗だな…」
頼子「(Pさんが信じてくれるなら…私も私を信じられるんです)」
頼子「(だから…)」
44 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:14:27.05 ID:wQGKgJKy0
・・・
頼子「どうでしたか、Pさん」
モバP「ああ、凄かったよ、月でうさぎが飛び跳ねてるみたいだった」
頼子「もう…Pさん…困ります」
モバP「いや、本当だって…」」
頼子「振付は一人用に少しアレンジしたんです」
モバP「うん、良いセンスだったぞ」
モバP「なんていうか、すごく頼子らしくて、綺麗だったな」
頼子「ありがとうございます」
頼子「私…仕事に余裕が持てるようになってきました」
モバP「うん」
・・・
頼子「どうでしたか、Pさん」
モバP「ああ、凄かったよ、月でうさぎが飛び跳ねてるみたいだった」
頼子「もう…Pさん…困ります」
モバP「いや、本当だって…」」
頼子「振付は一人用に少しアレンジしたんです」
モバP「うん、良いセンスだったぞ」
モバP「なんていうか、すごく頼子らしくて、綺麗だったな」
頼子「ありがとうございます」
頼子「私…仕事に余裕が持てるようになってきました」
モバP「うん」
45 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:15:11.66 ID:wQGKgJKy0
頼子「これからは…私もっと自分らしさを見せていきます…」
モバP「ああ、よろしく頼むぞ」
頼子「あの…Pさん、お団子、受け取ってくれますか?」
モバP「えっ、これは打ち上げ用の…」
頼子「今、貴方に受け取って欲しいんです」
モバP「わかったよ、皆には秘密だな」
頼子「…はい」
モバP「うん、美味しいな、ほら、頼子も」
頼子「はい、美味しい」
頼子「これからは…私もっと自分らしさを見せていきます…」
モバP「ああ、よろしく頼むぞ」
頼子「あの…Pさん、お団子、受け取ってくれますか?」
モバP「えっ、これは打ち上げ用の…」
頼子「今、貴方に受け取って欲しいんです」
モバP「わかったよ、皆には秘密だな」
頼子「…はい」
モバP「うん、美味しいな、ほら、頼子も」
頼子「はい、美味しい」
46 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:15:43.17 ID:wQGKgJKy0
頼子「……」
モバP「どうした、頼子?」
頼子「Pさん…なんだかこの月を見ていたら、いろんな気持ちが…」
モバP「月?ああ、綺麗だよな…今日晴れてよかったよ…ははは」
頼子「いえ、何でもありません」
モバP「そうか?でも、本当に綺麗だな。…何か言いたいことあるんじゃないか?」
頼子「いえ…、ただ…月が綺麗ですね…」
頼子「……」
モバP「どうした、頼子?」
頼子「Pさん…なんだかこの月を見ていたら、いろんな気持ちが…」
モバP「月?ああ、綺麗だよな…今日晴れてよかったよ…ははは」
頼子「いえ、何でもありません」
モバP「そうか?でも、本当に綺麗だな。…何か言いたいことあるんじゃないか?」
頼子「いえ…、ただ…月が綺麗ですね…」
47 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:16:45.39 ID:wQGKgJKy0
・・・
移動中社内
モバP「ハッーーークション」
モバP「誰かが俺の噂をしているな…」
モバP「それにしても…月、綺麗だな」
モバP「こういう日はお月見イベントの事、思い出すな」
モバP「頼子…誕生祝いは用意したけど……」
モバP「18日は…直接お祝いしてやれないのがな」
モバP「どうしたものかな」
・・・
移動中社内
モバP「ハッーーークション」
モバP「誰かが俺の噂をしているな…」
モバP「それにしても…月、綺麗だな」
モバP「こういう日はお月見イベントの事、思い出すな」
モバP「頼子…誕生祝いは用意したけど……」
モバP「18日は…直接お祝いしてやれないのがな」
モバP「どうしたものかな」
48 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:17:57.77 ID:wQGKgJKy0
・・・
シンデレラプロ・会議室
周子「みんな、おまたせーーん」
奏「ごめんなさい、遅れて」
晶葉「ああ、遅かったな、二人共」
周子「かんにんしてー、で、話は進んでる?」
文香「…頼子さんの素晴らしさを語り合っていた所です……」
奏「いや、誕生祝いの相談のために集まってるのよね」
晶葉「あ…」
文香「…これは…大どんでん返し……」
周子「もう遅いし、早く誕生日の打ち合わせしよー」
・・・
シンデレラプロ・会議室
周子「みんな、おまたせーーん」
奏「ごめんなさい、遅れて」
晶葉「ああ、遅かったな、二人共」
周子「かんにんしてー、で、話は進んでる?」
文香「…頼子さんの素晴らしさを語り合っていた所です……」
奏「いや、誕生祝いの相談のために集まってるのよね」
晶葉「あ…」
文香「…これは…大どんでん返し……」
周子「もう遅いし、早く誕生日の打ち合わせしよー」
49 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:18:36.98 ID:wQGKgJKy0
・・・
5月18日
シンデレラプロ事務所
頼子「ふふ…今日はバースデーライブも上手くいったし」
頼子「ファンの方にもスタッフの方にもお祝いしてもらえるなんて…」
頼子「ちひろさんからこんな時間に打ち合わせって…どんな話かな」
頼子「お疲れ様です」パンパン
頼子「えっ…」
一同「誕生日おめでとう、頼子」
・・・
5月18日
シンデレラプロ事務所
頼子「ふふ…今日はバースデーライブも上手くいったし」
頼子「ファンの方にもスタッフの方にもお祝いしてもらえるなんて…」
頼子「ちひろさんからこんな時間に打ち合わせって…どんな話かな」
頼子「お疲れ様です」パンパン
頼子「えっ…」
一同「誕生日おめでとう、頼子」
50 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:19:34.88 ID:wQGKgJKy0
頼子「晶葉ちゃん?文香さんに…みんな……これは?」
晶葉「これはって、今日は頼子の誕生日だろ」
文香「…皆さんと準備してたんです……」
頼子「私のために…ですか?…嬉しい」
夕美「もー、頼子ちゃんの誕生日なのに、他の誰のためなの?」
菜々「菜々もいますよ、頼子ちゃん、お誕生日おめでとうございます」
頼子「夕美さん…菜々さんも…ライブで忙しかったのに」
頼子「晶葉ちゃん?文香さんに…みんな……これは?」
晶葉「これはって、今日は頼子の誕生日だろ」
文香「…皆さんと準備してたんです……」
頼子「私のために…ですか?…嬉しい」
夕美「もー、頼子ちゃんの誕生日なのに、他の誰のためなの?」
菜々「菜々もいますよ、頼子ちゃん、お誕生日おめでとうございます」
頼子「夕美さん…菜々さんも…ライブで忙しかったのに」
51 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:20:43.54 ID:wQGKgJKy0
菜々「頼子ちゃんのためなら、お安い御用ですよ」
菜々「私の誕生日もお祝いしてもらいましたし、キャハ」
頼子「菜々さん…」
菜々「あの…出来たら私も同世代の子みたいにちゃん付けに…」
頼子「え…?」
ありす「頼子さん、そんな事よりこれを…」
頼子「これはケーキ?もしかして、ありすちゃんが?綺麗ね…ピンクサファイアみたい」
ありす「はい…お口に合えばいいですけど」
伊吹「頼子、安心して、アタシがフォローしたからさ」ボソ
頼子「…はい、でもありすちゃんなら大丈夫ですよ」ボソ
聖來「早速だけど、バースデーケーキにろうそくを歳の数だけ用意したよ」
比奈「さ、頼子ちゃん、前に出るっス」
頼子「う、うん…」
菜々「頼子ちゃんのためなら、お安い御用ですよ」
菜々「私の誕生日もお祝いしてもらいましたし、キャハ」
頼子「菜々さん…」
菜々「あの…出来たら私も同世代の子みたいにちゃん付けに…」
頼子「え…?」
ありす「頼子さん、そんな事よりこれを…」
頼子「これはケーキ?もしかして、ありすちゃんが?綺麗ね…ピンクサファイアみたい」
ありす「はい…お口に合えばいいですけど」
伊吹「頼子、安心して、アタシがフォローしたからさ」ボソ
頼子「…はい、でもありすちゃんなら大丈夫ですよ」ボソ
聖來「早速だけど、バースデーケーキにろうそくを歳の数だけ用意したよ」
比奈「さ、頼子ちゃん、前に出るっス」
頼子「う、うん…」
52 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:21:31.81 ID:wQGKgJKy0
・・・
晶葉「さあ、ケーキに舌鼓を打った後はプレゼントタイムだ」
頼子「ありすちゃん、美味しいケーキ、ありがとう」ナデ
ありす「は、はい…ありがとうございます、えへへ」
晶葉「さぁ、頼子、まずは私からだ、見ろ」
晶葉「頼子専用ウサちゃんロボR2だ」
頼子「ありがとう、あ、モノクルしてるね。かわいい」
晶葉「そうだろう、そうだろう、もちろん性能も大幅に向上しているぞ」
頼子「ねぇ…でもどうしてウサちゃんロボなの?」
頼子「たしか、お月見イベントの時に菜々さ…ちゃんのオーダーって」
・・・
晶葉「さあ、ケーキに舌鼓を打った後はプレゼントタイムだ」
頼子「ありすちゃん、美味しいケーキ、ありがとう」ナデ
ありす「は、はい…ありがとうございます、えへへ」
晶葉「さぁ、頼子、まずは私からだ、見ろ」
晶葉「頼子専用ウサちゃんロボR2だ」
頼子「ありがとう、あ、モノクルしてるね。かわいい」
晶葉「そうだろう、そうだろう、もちろん性能も大幅に向上しているぞ」
頼子「ねぇ…でもどうしてウサちゃんロボなの?」
頼子「たしか、お月見イベントの時に菜々さ…ちゃんのオーダーって」
53 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:22:18.77 ID:wQGKgJKy0
晶葉「なんでって、そのお月見イベントの時に」
晶葉「…晶葉さんのうさぎさん、かわいらしいですね。フフッ」
文香「(頼子さんの真似…上手い……)」
晶葉「って言ってたじゃないか」
夕美「そういえば言ってたねー♪」
菜々「私は頼子ちゃんとお揃いで嬉しいですよ」
頼子「あ…あれは、晶葉ちゃんの衣装がよく似合っててかわいいよって…ふふ」
晶葉「な…」カァァァァァ
頼子「ふふ…私も菜々さ…ちゃんと一緒は嬉しいな」
晶葉「なんでって、そのお月見イベントの時に」
晶葉「…晶葉さんのうさぎさん、かわいらしいですね。フフッ」
文香「(頼子さんの真似…上手い……)」
晶葉「って言ってたじゃないか」
夕美「そういえば言ってたねー♪」
菜々「私は頼子ちゃんとお揃いで嬉しいですよ」
頼子「あ…あれは、晶葉ちゃんの衣装がよく似合っててかわいいよって…ふふ」
晶葉「な…」カァァァァァ
頼子「ふふ…私も菜々さ…ちゃんと一緒は嬉しいな」
54 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:23:14.98 ID:wQGKgJKy0
文香「頼子さん、私からはこれを…」
頼子「まあ、ストールですか?文香さんみたいです」
文香「夜の読書で…体冷やさないように…と」
夏樹「……ン?」ブーン
夏樹「…おっ、美世からだ…あれ、上手く行ったな」
文香「頼子さん、私からはこれを…」
頼子「まあ、ストールですか?文香さんみたいです」
文香「夜の読書で…体冷やさないように…と」
夏樹「……ン?」ブーン
夏樹「…おっ、美世からだ…あれ、上手く行ったな」
55 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:24:07.46 ID:wQGKgJKy0
・・・
頼子「ありがとう、皆、こんなに遅くまで」
ありす「そんな…当然のことです…ふわぁ」
頼子「ありすちゃん…ありがとう」ナデ
ありす「子供扱いは…」カァ
晶葉「頼子、実は最後のプレゼントがあるんだ」
頼子「まだ、何かもらえるの?これ以上は悪いよ…」
晶葉「そう言うな、まあ、ものじゃないがな、フフ」
・・・
頼子「ありがとう、皆、こんなに遅くまで」
ありす「そんな…当然のことです…ふわぁ」
頼子「ありすちゃん…ありがとう」ナデ
ありす「子供扱いは…」カァ
晶葉「頼子、実は最後のプレゼントがあるんだ」
頼子「まだ、何かもらえるの?これ以上は悪いよ…」
晶葉「そう言うな、まあ、ものじゃないがな、フフ」
56 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:24:54.17 ID:wQGKgJKy0
頼子「一体何を…?」
文香「それは…見てのお楽しみ…」
頼子「…はぁ?」ガチャ
モバP「頼子、お待たせ」
頼子「………」
モバP「ん、どう…した、頼子?」
頼子「いえ…本当にPさんですか?今日は遠くのはずじゃ…」
モバP「ああ、それならな…」
美世「あたしがかっ飛ばしてPさん連れてきたの!」
頼子「一体何を…?」
文香「それは…見てのお楽しみ…」
頼子「…はぁ?」ガチャ
モバP「頼子、お待たせ」
頼子「………」
モバP「ん、どう…した、頼子?」
頼子「いえ…本当にPさんですか?今日は遠くのはずじゃ…」
モバP「ああ、それならな…」
美世「あたしがかっ飛ばしてPさん連れてきたの!」
57 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:25:29.93 ID:wQGKgJKy0
モバP「あ、ああ…もうちょっとやり方を選んで欲しかった…」
頼子「美世さん…」
美世「それであたしはいなかったの、おめでとう、頼子ちゃん」
モバP「頼子…誕生日おめでとう」
頼子「はい…Pさん……」
晶葉「よし、助手、頼子はお前に任せた!ちゃんと送ってやれよ」
文香「私達は…片付けをしますので……」
モバP「あ、ああ、行こう、頼子」
頼子「はい…あ、でも……」
晶葉「いいから、さっさと行け」
頼子「うん、ありがとう、晶葉ちゃん」
モバP「あ、ああ…もうちょっとやり方を選んで欲しかった…」
頼子「美世さん…」
美世「それであたしはいなかったの、おめでとう、頼子ちゃん」
モバP「頼子…誕生日おめでとう」
頼子「はい…Pさん……」
晶葉「よし、助手、頼子はお前に任せた!ちゃんと送ってやれよ」
文香「私達は…片付けをしますので……」
モバP「あ、ああ、行こう、頼子」
頼子「はい…あ、でも……」
晶葉「いいから、さっさと行け」
頼子「うん、ありがとう、晶葉ちゃん」
58 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:26:07.12 ID:wQGKgJKy0
・・・
とある公園
モバP「ちょっと休んで話しようか」
頼子「はい」
モバP「今日の誕生日パーティーはどうだった?」
頼子「驚きました…私なんかをこんなに盛大に祝ってもらえるなんて」
モバP「ま、俺もここまでとは思ってなかったけどな」
頼子「それに本当に嬉しかったです…」
頼子「今日のバースデーライブではファンの方やスタッフの方に…」
頼子「それにみんなやPさんにも…」ウル
モバP「頼子…」ギュ
・・・
とある公園
モバP「ちょっと休んで話しようか」
頼子「はい」
モバP「今日の誕生日パーティーはどうだった?」
頼子「驚きました…私なんかをこんなに盛大に祝ってもらえるなんて」
モバP「ま、俺もここまでとは思ってなかったけどな」
頼子「それに本当に嬉しかったです…」
頼子「今日のバースデーライブではファンの方やスタッフの方に…」
頼子「それにみんなやPさんにも…」ウル
モバP「頼子…」ギュ
59 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:26:51.04 ID:wQGKgJKy0
頼子「誕生日を…誰かが祝ってくれるなんて想像もしていなくて…」
モバP「今日ではわかっただろ、ファンもスタッフも俺たちもみんな頼子が大好きだよ」
頼子「はい…。でも…本当に少しだけ…Pさんならって…期待を…」
モバP「バカだな、頼子は」
頼子「…うん」
モバP「それにな、頼子、俺はこれからもずっと頼子の誕生日を祝いたいって思ってるよ」
頼子「Pさん…」
モバP「お月見イベントの時にさ、気持ち伝えてくれただろ」
頼子「えっ…あれは月が綺麗と…ふふ」
モバP「そうだな、今日も月が綺麗だな」
頼子「はい、そうですね…」
頼子「誕生日を…誰かが祝ってくれるなんて想像もしていなくて…」
モバP「今日ではわかっただろ、ファンもスタッフも俺たちもみんな頼子が大好きだよ」
頼子「はい…。でも…本当に少しだけ…Pさんならって…期待を…」
モバP「バカだな、頼子は」
頼子「…うん」
モバP「それにな、頼子、俺はこれからもずっと頼子の誕生日を祝いたいって思ってるよ」
頼子「Pさん…」
モバP「お月見イベントの時にさ、気持ち伝えてくれただろ」
頼子「えっ…あれは月が綺麗と…ふふ」
モバP「そうだな、今日も月が綺麗だな」
頼子「はい、そうですね…」
60 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:28:00.73 ID:wQGKgJKy0
モバP「なぁ、頼子はさ、これからどうしたい?そのアイドルとしてさ」
頼子「えっ…うん」
頼子「いつか…きっと誰の心も奪えるようなアイドルになりたいな…」
頼子「Pさんと一緒に…」
モバP「ああ、頼子が嫌だって言わない限り離さない」
頼子「(そんな事言わないってわかってるくせに…)それと…」
モバP「それと?」
頼子「個人的な事です…もっと自然にPさんといられたらって…ふふ」
モバP「なぁ、頼子はさ、これからどうしたい?そのアイドルとしてさ」
頼子「えっ…うん」
頼子「いつか…きっと誰の心も奪えるようなアイドルになりたいな…」
頼子「Pさんと一緒に…」
モバP「ああ、頼子が嫌だって言わない限り離さない」
頼子「(そんな事言わないってわかってるくせに…)それと…」
モバP「それと?」
頼子「個人的な事です…もっと自然にPさんといられたらって…ふふ」
61 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:28:36.39 ID:wQGKgJKy0
モバP「そうだな、少しずつがんばろう、二人で」
頼子「はい」
モバP「それとさ…もう一つ受け取って欲しいものがあるんだけど」
頼子「誕生日プレゼントならカチューシャいただきましたよ…ふふ」
モバP「あ、ああ、それは…そうだけどさ。いいから、目つぶってくれ」
頼子「…うん」
モバP「誕生日おめでとう、頼子」
おしまい
モバP「そうだな、少しずつがんばろう、二人で」
頼子「はい」
モバP「それとさ…もう一つ受け取って欲しいものがあるんだけど」
頼子「誕生日プレゼントならカチューシャいただきましたよ…ふふ」
モバP「あ、ああ、それは…そうだけどさ。いいから、目つぶってくれ」
頼子「…うん」
モバP「誕生日おめでとう、頼子」
おしまい
62 ◆m1/9P3R/Ihfa [saga]:2014/05/18(日) 16:33:53.99 ID:wQGKgJKy0
誕生日おめでとう、頼子さん
今日はたくさん頼子さんの話が出来て幸せです
来年の誕生日のお祝いします

誕生日おめでとう、頼子さん
今日はたくさん頼子さんの話が出来て幸せです
来年の誕生日のお祝いします
63 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/05/18(日) 16:58:06.57 ID:RH1+Yp7l0
オープンのデュンヌPかな?
おっつし☆
オープンのデュンヌPかな?
おっつし☆
64 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/18(日) 19:42:31.43 ID:3GQ4Q0U50
おっつし
博士かわいい
もっと百合要素あってもええんよ
おっつし
博士かわいい
もっと百合要素あってもええんよ
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【モバマスSS】モバP「頼子の誕生日を祝い隊か…」のコメント一覧
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- 2014年05月20日 08:03 ID: pYvJdace0
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Pは目をつぶらせて72をしたんですかね!
頼子さん、おめおめ
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