《寄稿No.34》【第四弾】水木聖來「迷ってたって隣を歩いて」【水木聖來生誕祭】【第七回シンデレラガール総選挙】
第一弾→水木聖來と相棒達
http://imas-cg.net/2018/04/04/53245286.html
第二弾→水木聖來というシンデレラストーリー
http://imas-cg.net/2018/03/18/53152423.html
第三弾→水木聖來とPさん達との物語
http://imas-cg.net/2018/04/27/53380775.html
水木聖來の紹介記事、その第四弾です。
最終稿になります。よろしくお願いしますね。
事務所
モバP(以下:P)「戻りましたー」
千川ちひろ(以下:ちひろ)「あ、Pさん。お帰りなさい。雪美ちゃんの送迎ありがとうございました」
P「いえ、タイミング的にも撮影明けにピッタリ合いましたし、僕が拾って送って行くのが順当でしたよ。お気になさらず」
ちひろ「そう言っていただけると助かります」
P「むしろごめんなさい。こっちの準備お願いしちゃって。槙原さんの担当さんと協力して進めてはいたんですが、まさか二人揃って当日に外回りが入るとは思わなくて」
ちひろ「ふふふ、いいんですよ。二人の誕生日をお祝いしたい気持ちは、私も一緒ですから」
P「そう言っていただける二人は幸せ者ですね。それに流石ですちひろさん、プロジェクトルームが別の部屋みたいに華やかだ」
ちひろ「ええ、色々な子が手伝ってくれたんです。でも一番の功労者は千枝ちゃんですね。小学生アイドルの皆を引き連れて来てくれて折り紙を一杯繋げてくれました」
P「なるほど、それを沙理奈や優と一緒にちひろさんも張ってくれたんですね」
ちひろ「はい♪何だか保母さんになった気持ちでした」
P「そりゃ随分高くつきそうな保育園ですね」
ちひろ「 は い ?」
P「何でもないです、聖來迎えに行って来ます」
ちひろ「あ、逃げた・・・・・・そうだPさん!愛梨ちゃんとかな子ちゃんがケーキ焼けるのにもう少し掛かると言っていたので、少し引き延ばしお願いしますね!」
P「はい了解ですよー!」
事務所内 カフェテリア
P「聖來」
水木聖來(以下:聖來)「あ、Pさん」
P「悪いね、迎え遅れて」
聖來「ううん、気にしないでいいよ。この本面白いから暇しなかったし」
P「そっか、じゃあ悪いついでに俺も一杯コーヒー飲ませて貰っていいかな?移動移動で流石にちょっと疲れたんだ」
聖來「うん、勿論だけど・・・・・・大丈夫?」
P「あ、ホット一つ……何が?」
聖來「Pさんが弱音吐くなんて珍しいからさ」
P「そうかな?口に出てないか心配な位なんだけど」
聖來「そんな事ないよ。昔から弱音を言うのはアタシ方だし」
P「うーん、そうだったかな?」
聖來「そうだよ。いつもアタシはPさんに頼りっ放しで……そういえば最近ね、自分で言うのも変な話だけど、アタシわんこみたいな事してる時があるなって思ったの」
P「ほう、その心は?」
聖來「よくPさんの方を見ちゃう」
P「うーん?……ああなるほど、散歩中のわんこか」
聖來「そう、わんこもよく散歩しててこっちを見るでしょう?あれって緊張している時だったりどうしていいか分からない時なんだって」
P「確かに、聖來も緊張している時によく俺に確認するね」
聖來「うん。アタシもいい大人だし、勝手な行動をする訳にもいかないし・・・・・・」
P「でも、それは弱音とは違くない?」
聖來「あはは、そうだね。アタシが迷ってるだけなのかも」
P「迷って確認する事を弱音とは言わないよ」
聖來「・・・・・・そうなのかな?」
P「違うさ。迷いが弱音に入るなら、俺なんか弱音ばっか吐いてる事になる」
聖來「え?」
P「分からない?こう見えても俺はいつだって迷ってるんだよ」
聖來「そうなの?」
P「当たり前だろ。俺は君達をアイドルに巻き込んだ張本人だよ。俺が判断を誤れば、みんなに迷惑が掛かるんだ。迷いがない訳ないでしょう?」
聖來「そっか、そうだよね。Pさんには私達とは比べ物にならない位の責任があるんだよね」
P「そこまで重く構える程の殊勝さもないんだけどね。でも俺はそんな責任感も君の強みだと思ってるよ」
聖來「強み?」
P「札幌のよさこい祭り、憶えてるだろう?」
聖來「そっか、それであの時」
P「ああ、直前の仕事のリスケで途中参加にはなっちゃったけど、あの時は見事なリーダーっぷりだったよ。正にリーダー水木聖來の一つの集大成とも言えるいいお姉さんっぷりだった」
聖來「あ、ありがとう」
P「それに、沙理奈や優もセーラーマリナーやアップトゥデイトのリーダーは聖來だと思っている筈だよ」
聖來「そ、そうかな?」
P「ああ、君はちゃんと“頼れるお姉さん”やれてるよ。だから堂々と迷っていい。もし決められないなら、迷わず訊いて。俺が全部背負ってちゃんと決める」
聖來「うん……分かった。信じてる」
ブーンブーン
P「おっと、ゴメンね」
from ちひろ(愛梨ちゃんとかな子ちゃん、すっごいの焼いてくれましたよ!志保ちゃんはもう間もなくで到着するそうなので、Pさんは聖來ちゃんお願いしますね)
P「なるほどね」
聖來「仕事?」
P「まあ、ほとんどプライベートみたいなもんかな」
聖來「ほとんど?」
P「そう、ほとんどね……よしっ!そろそろ行こうか」
聖來「行くってどこに?」
P「着いてからのお楽しみだ。あ、それと業務連絡。今度、土曜の夜やってる動物番組で優と1課の渋谷さんの三人でレギュラーコーナーを提案してるんだけど、ゲスト呼ぶなら誰呼びたい?」
聖來「え?何それ!?それってもしかしてわんこも!?」
P「当然、わんこ達も一緒に出る方向で話は進める。誰か呼びたい人いる?」
聖來「そうだなーうーん」
P「……どうした?」
聖來「・・・・・・美優さん、出てくれるかな?」
P「……訊いとくよ、担当Pに」
聖來「うん……お願い」
P「行こうか」
聖來「うん……ねえPさん」
P「ん?」
聖來「もしさ、この世界と似た様な世界で、それでもやっぱりPさんはプロデューサーやってて、やっぱりアタシもストリートでダンスをやってたら、Pさんは」
P「スカウトするし担当もするよ」
聖來「まだ言い終わってないのにい」(プクー)
P「聞くまでもないだろう?やり方こそ違うかもしれないけど、俺は絶対に君をプロデュースする。手厳しい事も言うだろうし、もっと違うアイドルとの化学反応を生んでいるかもしれないけど、それでも俺は君を絶対にアイドルにする」
聖來「責任、取ってよ?」
P「任せといて。って言うか、いきなりどうしたの?」
聖來「えへへ、実はさっき読んでた本がね」
P「ん?……おお、マイケル・クライトンのタイムラインか」
聖來「うん。この間ブライトブルージャンクションでお仕事した時、同じ様な質問をアーニャちゃんされてね、気になるならって文香ちゃんに勧められたの。これならエンターテイメント性も高いから取っ付き易いと思うって」
P「なるほど、それは確かに退屈しないね」
聖來「Pさんも読んだ事あるの?」
P「2冊買ったよ。1冊目がボロボロになっちゃったからね」
聖來「そうなの!?じゃあ今夜にでもお酒飲みながら色々話そうよ!」
P「もちろん大歓迎だ。喜んでお付き合いさせて貰うよ。でも、その前にちょっと寄り道しよう」
聖來「うん。これからも一緒に行こうね♪」
了
さて、長きに渡ってお付き合いいただきました、水木聖來応援企画もこれにて一旦のお開きとなります。
聖來はまだそこまでメジャーな存在ではありません。
ですが、メジャーでない存在をメジャーな存在に押し上げて行く、プロデュースが許されているのがアイドルマスターと言うコンテンツの強みです。
皆さん各々ご担当のプロデュースに勤しんでおられる事と思いますが、どうか一つ、1票でもいいので、聖來にご投票お願いいたします。
私達と共に、水木聖來を育てて行きましょう。
終わりになりますが、Pの皆様のますますのご健勝をお祈りすると共に、ご協力いただいたPの皆様に感謝を。
そして、寄稿を受けていただいたコブラPとお付き合いいただいたPの皆様に最大級の感謝を申し上げます。
Writer:沖 鴉者@野茂明雄(@AmononZ)
シナリオライター兼小説家。基本、物語であれば何でも書きますが、得意ジャンルはSFです。出来れば転がる石でありたいです、英語の方の意味で。 水木聖來,岸部彩華の担当Pです。
寄稿の募集について
http://imas-cg.net/2017/11/24/52499323.html
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《寄稿No.34》【第四弾】水木聖來「迷ってたって隣を歩いて」【水木聖來生誕祭】【第七回シンデレラガール総選挙】のコメント一覧
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- 2018年04月27日 19:58 ID: BI.On7nX0
- コブちゃん、この人と友達になっちゃった?
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- 2018年04月27日 21:02 ID: ijH.ZhEu0
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短期間でダイマするんなら、出来るだけまとめてやった方がいい気がする。
せいらさんは割りと好きだが、記事のタイトルを見て「ん? またなの?」って、思ってしまった
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- 2018年04月27日 21:02 ID: heG4.xEx0
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こうやって盛り上がってるように見えて選挙はさっぱりだよな
もっと投票して、どうぞ
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- 2018年04月27日 21:16 ID: ZUY3Kfco0
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※3
去年でもドベで90000票らしいからね
そこから134位あがってようやく圏内
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- 2018年04月27日 21:24 ID: 60QUjgeA0
- 寄稿ってSSもオッケーなの?まじで?
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- 2018年04月27日 21:51 ID: qT0igi1l0
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愛を感じる
イラストは完璧だから凛とワンワンパラダイスとかどうだろう
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- 2018年04月28日 08:28 ID: CYgPWmsA0
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※4
それはありえないと思うんだけどな
前も話題になった時に言ったけど、50位付近が推測15~20万弱くらいらしいが、最下位付近がかな子、きらり、李衣菜のような早期に声がついた娘達の半分も票を取れるとはとても思えん
9万票稼ぐのに無課金票の大半集めて、それを一人に全ツッパする人間が200人ぐらいは必要なのに、前回のツイッター集計では最下位は33人、下位は100人ぐらいしかいない
勿論、ツイッターに投稿したくない・ガラケーなので、そもそも投稿できないなどもいるので担当が33人ってわけじゃないが、担当全員が無課金票の大半集めた上で課金票入れてるわけないし、副担や他に票を割く人だって当然いる
逆に副担・投稿はしないけど気になる娘なので、他からいくらか票が入ってるだろうけど、せいぜい1~2万票が限界
ボイス争奪選挙では全アイドルより人気差が小さい声なしだけでやったのに1、2日で街、メジャーまで行ける上位層と、
10日以上やって最後までクラスのまま、終盤に学園昇格した下位層がいて、10倍は投票数差がある(1日毎に昇格に必要な投稿数が増えない限り)
ピクシブの投稿数とかも最多の凛の200分の1以下の投稿数の娘いたりするし
前回総選挙でのツイッター集計でもツイート数では150倍、アカウント数でも60倍とか差があるし、何らかの統計学参考にしてるんだろうけど、モバの人気や総選挙投票数求めるのには使えないと思う(個々の外見・性格、声や歌の有無、アイプロ等の掘り下げイベの登場有無、強SRの枚数、交友関係・代表的ユニットの有無と、とても差がありすぎて同じ条件にまとめられない)
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